復活した常夜灯の提灯
信州の善光寺さんと同様正面には「寺名」や「山号」は入れません。
側面に「卍」
反対側に「立ち葵」
提灯の傘には銅板の屋根を葺き「立ち葵」の寺紋を飾りました。
大屋根の修繕に伴い、色々と直すことがあるなかで、常夜灯の「提灯」を復活出来ました。参拝される皆さんを正面ご拝でお出迎えする場所に昔は掲げてありました。提灯の傘を下ろしてしまい、お堂の軒下に押し込んでありました。そこで大工さんに修理してもらい、古色を塗り、銅板の屋根を付けてもらいました。設計の担当者の意見で、「立ち葵」の寺紋を入れました。提灯も新しく求め、お施主さんも決まりました。信州の善光寺さんの提灯を参考にさせていただき、提灯の正面には「寺名」や「山号」は入れません。側面に「卍」、反対側に「立ち葵」を入れました。あとは電気の配線工事を行えば、常夜灯として夜に明かりが点きます。これで幻想的な夜のお寺が演出できて、しかも防犯にも役立ちます。