衣替えの季節となりました。
ここのところ、普天間基地移設問題、政治と金の問題等政治は激動しておりましたが、首相の辞任という政界でも衣替えの事態を迎えました。
連日、メディアが首相の一挙一動を取り上げていましたが、沖縄基地問題に関しては私達日本人に課された日米国際問題であります。
そこで、一つの物事について、その見方は人の数だけできるわけですが、仏教においては中道という教えに基づき物事を捉えることができます。
相互に矛盾対立する二つの極端な立場(二辺)のいずれにも片寄らない離れた自由な立場で物事をみることですが、そのような卓越したものの見方ができれば悟りさえ得られるのです。
舵取りを任される首相のみならず、私達も中道の精神を念頭に丁寧に物事に相対してみることが時に必要ではないでしょうか。
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