朝起きてみるとやはり、天気予報どおりでした。あたり一面の銀世界です。子ども達は日曜日なのに早くから起きだしてせっせと身支度をしていました。「どこ行くの?」と聞くと、「雪だるまつくる!!」とのことです。この寒いのに、、、。「お父さんも一緒につくる?」というお誘いをお断りして雪かきです。副住職は長野の善光寺さんに12年勤めていましたので雪は「楽しいもの」というよりは「またか、、、。」というやっかいなものでした。雪かきは大変な重労働で、しかもそれが冬の日課でもありました。しかし、上には上がいて副住職のお坊さん仲間で、新潟県中魚沼郡という日本屈指の豪雪地帯のお寺さんがいうには「冬は送電線をまたいで家へはいる。」とのことです。どういう意味??一瞬理解できませんでした。彼らにとって冬は雪との戦いなのです。
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