はじめまして、猫の「ちょま」といいます。女の子です。
善光寺東海別院の無料休憩所に居ついた猫の「ちょま」です。なぜか昔からお寺には捨て猫が多いです。「お寺なら何とかしてくれるのでは、、、。」という思いからでしょうか。しかし、大変困ります。里親になってくれる飼い主を探すことも容易ではありません。
ペットを飼う者のモラルとして、まず矯正をおすすめします。性格も温厚になりますし(特に雄)、長生きします。生き物の性を奪い取る行為ではありますが、人間社会に共生していく為にはやむを得ないのではないのでしょうか。また、生まれたものについては責任を持って飼うか、里親を見つけることです。お困りのかたは JHPA という非営利団体が相談窓口を開設しています。
「ちょま」は捨て猫とはちょっと違うようです。ちゃんと排泄のしつけもしてあるようですし、人にとてもなれています。おそらく迷い猫なのでしょう。リーダーを着けられ少しつまらなそうですが、これとて仕方のないことです。
ペットを飼うという行為は人にとって多くのことを与えてくれます。慈しむ気持ち、愛するものの死を通しての生命の尊さ、依存することによる生きる活力、ほとんど人と同列と考えられます。ペットは素晴らしい友達です。
昨今のペットブームにあって安易にペットを飼う人が大勢います。最初はとても可愛がるのですが飽きてきて面倒になるとおもちゃを捨てるようにペットを捨てる人がいます。自然に帰すのだからいいではないか、というのはいささか勝手な理屈ではないでしょうか?ペットは人に飼われることでしか生きていけないように人間が作ったものです。最後までちゃんと面倒を見ましょう。そうでなければペットを飼う資格はないと思います。
「ちょま」は善光寺の仏さまのそばで暮らせてとても幸せそうです。みなさんのお家のペット達は幸せそうですか?