ご参拝の皆様から多数クレームを頂いておりました。善光寺東海別院の「汚いトイレ」が新しく作られることになり、ようやく着工となりました。施工図面の段階と業者さんの選択でゴタゴタがあり、大幅に遅れての工事スタートとなりました。しかし、12月20日引渡しを目途におよそ年内に完成の予定です。2008年の初詣に何とか間に合いそうです。昨日、一昨日と2日間で旧倉庫だった場所の撤去作業があり、早速測量が始まりました。バリアフリーのトイレもあり、中にはちゃんと烏枢沙摩明王様(ウスサマミョウオウ)様もお祭りします。烏枢沙摩明王様は古代インド神話において元の名をウッチュシュマと呼ばれた炎の神です。「この世の一切の汚れを焼き尽くす」功徳を持ち、特に「便所の清め」のご利益がある仏様です。便所は古くから「怨霊や悪魔の出入口」と考える思想があったことから、現実的に不潔な場所であり怨霊の侵入箇所でもあった便所を、烏枢沙摩明王の炎の功徳によって清浄な場所に変えるという信仰が広まり今に伝わっています。新トイレはお参りしてから使いましょう。ご参拝者の方やもちろん地元の方にも使ってもらえると幸いですね。今から完成が楽しみです。
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