子供たちが夏休みに入りましたのでお休みごとにあちこち出かけます。普段はお寺の仕事で土日にはなかなかお休みがいただけません。先日は谷汲山へお参りに出かけました。西国三十三観音霊場の結願のお寺とあってさすがに立派なお寺さんです。参道から石畳をのぼる一歩一歩にお遍路さん達の満願への思いがひしひしと伝わってくるようです。観音信仰は古来より人々の仏教信仰の中心を成してきました。御仏の慈悲に導かれることは今も昔もなんら変わりはありません。本堂に上がると「お戒壇めぐり」があります。歴史を感じるお堂にそぐう代物で家族みんなでお参りしました。谷汲山のお参りの目的は実はもう一つありまして、参道の何処かに善光寺東海別院の案内看板を出させていただくようお願いに上がりました。善光寺東海別院の案内看板は各所に40ヶ所程出させていただいてますが、どちらのお施主さんも「善光寺さんの為ならええよ。」と気軽に引き受けてくれます。本当にありがたいお話です。今回も参道の大型バスの駐車場の付近にお願いできました。仏様のお導きです。帰りには副住職の叡山学院時代の恩師のお寺さんの横蔵寺さんにお参りしました。紅葉がとてもきれいなお寺さんですが、ミイラがご安置してあることでも有名です。子供達も神妙な顔つきでお参りしていました。
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