本堂修繕が5月の連休明けから本格的に始まります。屋根工事を請け負っていただいた業者さん「カナメ建設」さんに依頼して完成予想図を作ってもらいました。写真とCGの複合ですが、何となくイメージができてきました。
現状の屋根はやはり銅板で葺いてあるのですが、本瓦葺きといって瓦の形に銅板を打ち出したもので葺いてあります。
現状の屋根の様子
今回修繕に伴い、信州の善光寺さんの形に出来るだけ近づけようと考えています。さりとて桧皮葺きとはいきませんので、銅版葺きの中でも一文字葺きといって写真のようにのっぺりとした感じになります。
一文字葺きの見本
以前、長野で偉い建築家の先生が善光寺の本堂の美しさは限りなく女性的な屋根のウエーブと寺院建築には珍しい奥行きの深さだと話しておられました。それを再現すべく頑張っていきます。完成は平成21の創立100周年記念の御開帳を翌年にひかえた平成20年の春です。
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