【縁起】善光寺東海別院について
善光寺東海別院縁起
言い伝えによりますと天正十年(1582年)織田信長・信雄によって善光寺ご本尊如来さまが岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、祖父江付近に立ち寄られたとあり、
その場所に明治四十二年・四十三年と蓮田であった境内地に1本の茎から二つの花が咲くという奇瑞を縁として、
開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来さまを勧請して善光寺東海別院を創立しました。
善光寺東海別院は信州善光寺の別院です。
山号を双蓮山、寺号を善光寺と称します。
善光寺如来さまは、現当二世(この世もあの世も)お守り下さるありがたい仏さまです。
善光寺東海別院の本堂は善光寺特有の撞木(しゅもく)造りで間口8間奥行12間の総欅造りの大伽藍です。
信州善光寺の本堂の約3分の2の大きさを誇ります。
寺宝 双頭蓮
絵解き「善光寺如来絵伝」 詳細はこちら »
善光寺東海別院の開基林旭住上人(1870~1944)は、善光寺本堂建立のため、熱心な信者の協力を得るとともに、勧進活動の一環として「善光寺如来絵伝」の”ご絵解き”を行いました。
当時は 愛知、岐阜、三重の各県に出向き絵解きを行ったそうです。
その伝承は一時期途切れていましたが平成15年の御開帳の際に復興され現在に至ります。
今では大変珍しい節談説教です。
絵解きの様子
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