今日3月11日は東日本大震災が起きた日、今年でちょうど10年となります。
被災された方、亡くなられた方にあらためてお見舞い申し上げます。
10年というのは大きな節目ですが、単なる通過点でしかないのかもしれません。
これは仏事と似ているところがあると思います。
お通夜の時に、供養の心構えとして大切なのは個人のことを忘れないことだとお話をしています。
故人様の在りし日の姿を思い、偲んでいただくのが大切な供養だと思います。
「どうか忘れないでほしい」 被災地で、多くの方から聞かれる言葉だそうです。
勿忘の鐘の趣旨「決して忘れない…、この震災を心に刻み、犠牲者に思いを馳せ、今後も復興と支援の思いを繋いでいきたい」に賛同して、善光寺東海別院では午後2時46分に鐘を撞きます。