おおみそか、除夜の鐘の風景です。善光寺東海別院の梵鐘は人間国宝の故・長野垤志(てつし)さんが設計の指揮により昭和30年に造られました。高さ2.1m、直径1.2m、重量1.8トンの大変大きなものです。その後、鐘楼堂に吊るされたのですが、昭和35年の第二室戸台風で鐘楼堂が倒壊し、梵鐘は礎石の上に雨ざらしになっていました。それから43年後、平成15年のおおみそかに再び、仮の鐘楼堂に吊るされ、はれて鐘がつけるようになりました。
除夜の鐘は108回というのが普通ですが、善光寺東海別院では制限なしでみなさんについてもらいます。あま酒もご接待いたします。